コンセプト

フィールズ・ギターのコンセプトは「2つの要素」を調和する事から始まりました。その「2つの要素」とは
「木の優しさ」を引き出す
この要素はJohn H. Greven氏製作のギターより学びました。
Greven guitars の特色は、優しさの中に伸びやかな音を持っていると云う表現になると思います。ポイントは「素材選び」です。
「木の強さと反応」を信じる
この要素は Ervin V. Somogyi 氏製作のギターより学びました。Somogyi guitars の特色はレスポンスが鋭く、きらびやかで、しかもパワー・フルであると云う表現がピッタリだと思います。ポイントは「木の持つ強さを把握し、丁寧に作り上げる。」と云う事です。

具体的には「5つ追求」です。

「弾き易さ」の追求
 「弾き易さ」の追求:   左手を上手に動かしたい。ギター・プレーヤーだったら、誰もが思うことです。解決策は? 絃高を下げてやる事です。ただし、ビビリは禁物です。良い素材工作精度が必要です。

「反応の速さ」の追求
 「レスポンスが良い」と同義です。素早くギターが反応すると云うのはギターが仕事をしてくれると言う事です。力んで強く弾く必要はありません。右手が力むと、左手も力んでしまいます。弾く事は筋肉運動です。ギターが十分なパワーと響きを持っていると確信して、力まないで弾く事が大切です。良い素材工作精度の賜物です。

「音の美しさ」の追求
 ギターは絃楽器です。スチール絃は澄み切った音。ナイロン絃は優しく、潤いに満ちた音。どちらも美しい音です。素直に絃の音を引き出してやれば美しい音となります。

「音の優しさ」の追求
 「音の優しさ」は素材の選択から始まります。余りにも金属的な鋭いレスポンスは、長く弾いていると耳に疲れを感じさせます。難しい課題ですが、フィールズ・ギターにその答えが出ている思います。

「姿の好さ」の追求
 シンプルな直線と大胆なカット面を組み合わせたヘッド・デザイン。優美な曲線のボディー・ライン。優しいカット・ラインを持つブリッジ・シェープ。これらのデザインをより美しく際立たせるのが「素材そのものが持つ美しさ」です。

これら「5つの追求」は「素材の追求」そして「工作精度の追求」と云う言葉に集約されると思います。